前回はALC外壁のメリットをお伝えしていました。今回はALC外壁のデメリットをご紹介していきます。

■ALC外壁のデメリット■

①水分を吸いやすい…ALC外壁は防水性能がなく、水分や湿気を吸収しやすい構造になっています。そのため雨が多い梅雨の時期など外壁材にカビやコケが生えやすく、美観が損なわれやすくなります。また、寒い時期などに水分を吸った状態で凍ると凍害の恐れも考えられます。

②左官仕上げが出来ない…ALC外壁にはモルタルでの左官仕上げが出来ません。モルタルが収縮を起こすため表面の剥がれやひび割れが起こしやすくなってしまうからなのです。

③価格が高い…ALC外壁は他の外壁材とは違い、紫外線への強い耐候性を持っています。そのため劣化が起こりづらく断熱性、遮音性に優れているため価格が高くなってしまいます。初期費用が高くなってしまうことにデメリットを感じる方が多いでしょう。

これまで特徴やメリットもお伝えしましたがALC外壁とはどんな外壁材か知って頂けましたでしょうか?今回はALC外壁のデメリットについてご紹介しました。